REPORT

「したまち小粋マーケット」代官山T-SITEにて開店!

2025年10月25日、高感度な町・代官山蔦屋書店を舞台にしたまち小粋マーケットが開催されました。テーマは3月の開催時と同様、「Meet East Tokyo !」。モノづくりのまち・台東区周辺のファッション雑貨メーカーから、こだわりが詰まった“ちょっと良い品”を代官山にお届けしました。

残念ながら、荒天により2日目は中止なり、初日も小雨が降るなかでの開催となりましたが、周辺にお住まいの方々や、前回の江戸桜通り地下歩道でのイベントに訪れた方々が来店され、出店者の皆様と楽しくお話をしながらショッピングを楽しんでいる光景が見られました。

今回は、「TAITO FASHION ZAKKA」のほか、「台東区産業フェア2025」出展者や、区が創業を支援している「台東デザイナーズビレッジ」と「浅草ものづくり工房」の入居者を引き連れて出店しました。カテゴリーごとに当日の模様をご紹介いたします。

【TAITO FASHION ZAKKA 】

TAITO FASHION ZAKKAのゾーンでは、靴、バッグや革小物、帽子を手掛ける12のブランドが出揃いました。

靴のブランドは「APENTE」と「U-DOT」と「SPINGLE」の3ブランド。「APENTE」の看板アイテムはラウンドトゥのレザースニーカー。取り外しできるタッセルチャームが印象的です。「U-DOT」ではシンプルな黒いソールのスリッポンやローファーが注目を集めました。巻き上げソールのバルカナイズド製法でおなじみの「SPINGLE」も個性をいかんなく発揮していました。

バッグや革小物では、「kawatumu かわつむ」「KIKUHIRO」「GREDEER、CRAFTECA」「couchou」「EBINE-えびね-」「bell la bell」「アンデルセンバッグ」の7ブランドが勢揃い。

スリムで軽量ながらも抜群の収納力を誇るイタリアンレザー製の革財布を打ち出したのは「kawatumu」。職人の技が見事なバッグが揃う「KIKUHIRO」ではカッティングクロコの大容量トートバッグを手に取る方が多く、長年の経験と職人技を結集した高級時計バンドブランド「GREDEER」とアップルウォッチ用バンドを中心にした高品質なスマートウォッチ用バンドブランド「CRAFTECA」もたくさんの来場者に興味を持っていただけました。

手触りの良い優しい質感と色味の革を使ったバッグや小物をラインアップしている「couchou」はアパレルも揃え、一貫したライフスタイルを提案していました。カラーバリエーション豊富なミニ財布でお客様をあっと言わせていたのは「EBINE-えびね-」です。「bell la bell」は犬用の首輪やリード、骨型のミニチャームなど愛犬家の心に刺さるキュートなラインナップを展開。「アンデルセンバッグ」はカスタムオーダーできる細かな色合いと独特のフォルムのカードケースをアピールしました。

帽子のカテゴリーでは「NAMIKI chapelière/マルコ帽子店」と「ATRENA」の2つのブランドが登場。「NAMIKI chapelière/マルコ帽子店」ではウールバスク素材で仕立てた優雅なフードアイテムが、「ATRENA」では見るからに暖かく秋冬のコーデにぴったりのニット帽が季節を巧みに演出していました。

【台東区産業フェア】

台東区の事業者による「下町のアイデア展」をテーマにした見本市【台東区産業フェア】のゾーンには「くるみボタン工房MiSuZuYa」「箱義桐箱店」「花活布」「DOWN TOWN GEAR」「F.sequence」の5つのブランドが参加しました。

犬や猫の特徴を愛らしく巧みにあしらったくるみボタンを豊富に揃えていたのが「くるみボタン工房MiSuZuYa」。その品ぞろえは圧巻でした。桐箱専門店「箱義桐箱店」のブースには寿司やラーメンといった日本食や浮世絵を描いた小さな桐箱が並び、日本らしさが全開! ヤシガラで育てた花や緑を布製の巾着袋で包んだ生花や観葉植物のブランド「花活布」ではクリスマスを意識して投入したガーデンシクラメンが鮮やかに色を添えました。真鍮製のクールなランタンや香炉が人気だったのは、東京下町の職人が立ち上げたアウトドアガレージブランド「DOWN TOWN GEAR」です。アレルギーの人も安心して使える、洗練されたアクセサリーを展開する「F.sequence」の華やかさも印象的でした。

【若手のデザイナーやクリエイター】

台東区が創業を支援している「台東デザイナーズビレッジ」と「浅草ものづくり工房」の入居者が出店。

ファッションや雑貨、デザイン関連分野での起業を目指すデザイナーやクリエイターの支援施設【台東デザイナーズビレッジ】からは「Haruka Ozone」「moe matsuda」「annita artworks」3つのブランドが出店しました。

スパイシーで独創的なデザインのアクセサリーブランド「Haruka Ozone」では一点ものの鉱石をあしらったリングが目を引きました。ジュエリーブランド「moe matsuda」には、留め金をあえてフロントに配置してデザインの一部として楽しめるスタイルのネックレスなどオリジナリティの高いアイテムがずらり。植物染めの色彩をヒントに化学染料で淡く優しい色合いに染め上げたオリジナルの手染め毛糸のブランド「annita artworks」はハンドメイドファンの感性を大いに刺激したようです。

靴やバッグなどモノづくりの職人やクリエイターの創業支援施設【浅草ものづくり工房】からは3つのブランドがブースを構えました。「amenez-moi!」「CHIKARAISHI」「FERMI+」です。
「amenez-moi!」(アムネモア)は手仕事の温かみを感じる風合いのよいバッグのブランド。ピッグスキンに走るステッチの一針一針に職人の技を感じました。伝統的な切子技法を軸に切子グラスやアクセサリーを制作している「CHIKARAISHI 」はカットや色の繊細な美しさが際立っていました。AirTagの収納ケースを取り入れたミニマルなウォレットを展開したのは「FERMI+」。ユニークな発想と洗練されたフォルムが来場者の注目を浴びました。

足を運んでいただいたお客様、各ブランドや関係者の皆様には心よりお礼を申し上げます。

天候が悪い中での開催となりましたが、参加店の大半から「来年もぜひ同じ場所で開催してほしい」との声が寄せられました。私たち自身も改めて代官山というロケーションのポテンシャル、したまち小粋マーケットとの相性の良さを強く実感し、来年も同じ場所での開催を予定しています。さらに内容を充実させてお届けできるように準備を進めてまいりますので、お楽しみください。

最後に、次回の「したまち小粋マーケット」の開催予定をお知らせいたします。
次回もお楽しみに!!
ありがとうございました。

□■□開催概要□■□

「したまち小粋マーケット in 東京駅SQUARE ZERO」
<会  場> JR東京駅地下1階改札内 SQUARE ZERO(スクエア ゼロ)
<開催日時>2025年12月6日(土)午前11時~午後8時
12月7日(日) 午前9時~午後6時

<テーマ> 「TOKYO CRAFT 〜TOKYO-MADEの贈り物〜」
東京の職人たちが丁寧に作り上げたアイテムたちが、東京駅に集結。
冬のお出かけをとびきりなものにしてくれる靴や帽子、毎日のルーティンをワクワクなものに変えるバッグやお財布など、したまち小粋マーケットならではの心踊るアイテムが並びます。
いつも側にいてくれる大切な人たちへ、いつも頑張っている自分自身へ、「ありがとう」
の気持ちを込めたギフトを贈りませんか?