受賞作品
prize
Vento
Donatella Granisso
FLEXI-フレキシ-
前西 恭介
The Loop
Laura Regina Wasilewski
ロマンチックベルト
呉 澤青
NEPENTHES-ネペンテス-
前西 恭介
CUBE
石崎 淑乃
Tanun
Nazanin of Saranjampour
[ゲスト審査員からのコメント]
靴が彫刻やストリートアート、縄文土器にも見えたりしてインパクトがありユニークでした。そんなデザイン性の高いところがとても良かったと思います。またユニセックスで履けそうな雰囲気も好印象でした。
The Loop
Laura Regina Wasilewski
[ゲスト審査員からのコメント]
シンプルでいてクールなデザインがとてもおしゃれな作品です。フォルムの美しさや使い勝手をプロトモデルを作成して研究されたことが受賞につながりました。おめでとうございます。
charm
野津 陽子
[ゲスト審査員からのコメント]
今までのデザイン画コンペティションには無かったテイスト&センス!デザイン画としては一番絵力がありました。製品化された時に、これを被っている人の姿が浮かびます。
Block Brim
樋口 愛純
[ゲスト審査員からのコメント]
帽子のつばをアクセサリー感覚で選んで付け替えられるというアイディアだけでなく、ディスプレイなども含めた想像ができるように描かれていたのが高評価のポイントでした。色、形、そして付け替えた時のバリエーションまで示されていて、見ていて楽しくなるプレゼンテーションです。
本田 耕
[ゲスト審査員からのコメント]
IN Boots
山田 泰之
【受賞者コメント】
革靴の独特の光沢や質感は魅力的ですが、革の量産靴の細かなサイズ展開はコスト増加に繋がります。そこで、伸縮する布製靴を革製のブーツ内部に配置することで、革の美しさと、足へのフィット感をリーズナブルに両立できるようデザインしました。
Tanun
Nazanin of Saranjampour
SCALE-スケイル-
前西 恭介
【受賞者コメント】
爬虫類の鱗に覆われた様なこの作品は、ジグザグにカットされた革とその下にある色違いのストレッチ素材が歩く度に異なる表情を見せるブーツです。飾っている時と履いている時で違う顔を持つ「静と動による生命感」が表現できればと思い提案しました。
Skeleton-infill
本田 耕
【受賞者コメント】
このような貴重な機会を頂き、誠にありがとうございます。普段は建築やプロダクトを領域としてデザインの実務を行っていますが、ファッション関連のデザインができ、非常に嬉しく思います。レザーの多彩な表情に気づけた貴重な機会でもあり、レザーの「固さ」「テクスチャ」など多くの種類があり、それらが楽しめるようなバッグを考えました。今後は、革製品の使われ方をより深く考え、様々なデザインに取り入れたいと考えています。
腕に通すBandage Bag(バンデージバッグ)
清水 真実子
【受賞者コメント】
"ミニマル”や"ミニマム"など持ち物の小型化がトレンドになり、またコロナ禍で直接手で触れることを避けるようになった今、「時代に合った新しいバッグの形とは?」というところからアイデアを展開し、このデザインに至りました。今回はその発想を評価していただき、大変光栄に存じます。今後も日々研究し新たなデザインを生み出して参りたいと存じます。
ROMULUS
盧 意屏
【受賞者コメント】
この度の優秀賞受賞、誠にありがとうございます。作品が審査員の方々に評価して頂けたことを、嬉しいと同時に自信にもなりました。この賞を今後の励みとし邁進していければと思います。コロナ禍の中、コンペティション開催に尽力頂いた審査員の先生方、ザッカ事務局の皆様には心より御礼申し上げます。
charm
野津 陽子
【受賞者コメント】
私が考えた物が、目に見える形として、選ばれたことが、とても嬉しいです。これからももっと色々なモノづくりで、ワクワクするものを作っていきたいです。
Block Brim
樋口 愛純
【受賞者コメント】
まずは、優秀賞と審査員賞という貴重な賞を頂けたことに感謝致します。このBlockBrimの案は、私が高校生の時に感じた「お金がない中で、一つの帽子を様々なデザインの帽子に変容出来たらいいなあ」という、小さな願望から生まれたアイディアです。温めた案を5年越しにアイディアに起こし、皆様に共感頂けた事が何よりも嬉しく感じます。
Caudal Fin
岩城 咲奈
【受賞者コメント】
今の時代は癒しを感じられるものを人々は求めているのではないかと考えた時に、海の美しい魚たちをインスピレーションしデザインしました。賞を受賞できると思っていなかったのでとても嬉しいです。ありがとうございます。私はファッションデザイナーになる為日々努力してます。これからも常に上を目指し、現状に満足せず日々努力していきたいです。
繋のベルト
鄭 振甫
Down・Suspenders
杉本 夢
【受賞者コメント】
30年以上もの歴史のあるコンテストでこのような名誉ある賞をいただき大変光栄に思います。この作品は世代を超えて長年愛されているダウンジャケットから着想を得て、デザイン性と実用性を兼ね備えたスタイリッシュなアイテムをテーマにデザインしました。これからも生活を豊かに彩れるようなデザインを生み出していけるよう、より一層頑張っていきます。
Dancer Vase
李 詩逸
【受賞者コメント】
この度は、このような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。踊ることにより人間は魅力を発揮できると考えています。だからこそ、「ダンスの一瞬の美しさ」をとらえようにDancer Vaseという作品を考案しました。植物タンニンなめし革の可塑性を利用して、平らな革の形を立体的な曲線の美しさを表現します。今後もレザーグッズならではの美しさをプロダクトに反映し、微力ながらも革の魅力を伝えていきたいと思っております。
open book まるで本が開いているかのようなメガネケース
加藤 文音
【受賞者コメント】
小学生の頃によく遊んだ折り紙や、友人にプレゼントした飛び出すバースデーカード。このような紙立体を作るのが好きで、それを革で作ったら面白いものができそうだと思いこの作品が生まれました。このメガネケースを開くたびにワクワクした気分になってほしい、そんな思いでデザインしました。このような賞を頂けて大変光栄です。ありがとうございました。
Ceremony brooch
吉田 佳祐
【受賞者コメント】
この度はありがとうございます。今回のデザインは、式典やパーティなどでよくつけるブローチを革にアレンジしたものになります。つけると気が引き締まるような印象があったので、敢えてそれを皮にすることでそこに遊び心が生まれるのではと思いご提案しました。審査員の方々にもそれが伝わったようで嬉しく思います。ありがとうございました。
Twisted
辻? 由梨佳
【受賞者コメント】
この度は優秀賞に選出していただき、とても嬉しく思います。ファッションやインテリアにこだわりがある方が持つペンケースを考え、デザインしました。まさか賞をいただけるとは思わず、選んでいただけて大変光栄に思います。ありがとうございました。
Leather flower vase
松橋 孝之
【受賞者コメント】
このたびは優秀賞に選んでいただき光栄です。今回の受賞を励みに、今後も革を使った新しいアイデアを模索していきたいと考えています。また、新設のレザーイノベーション部門がこれから盛り上がっていく事を楽しみにしています。ありがとうございました。
はっクツ
根本 新大
【受賞者コメント】
今まで靴という枠組の中でデザインを行ってきましたが、今回レザーイノベーション部門という新しい領域に挑戦し、評価頂けた事を大変嬉しく感じております。これからも生活の中で感動や新発見を体験できるようなモノづくりをしていきたいと思います。
ゲスト審査員の総評
【勝井北斗(ミントデザインズ デザイナー)】
今回イノベーションという分野が新たに設けられましたが、まだ独創的なデザインやアイデアが少ない気がしました。来年は今まで以上にたくさんの良いデザインに触れて自由な発想をもって、デザインに励み応募して欲しいです。
【八木奈央(ミントデザインズ デザイナー)】
いつもよりも靴、カバン以外の部門に面白いと感じる作品が多かったのが今回の印象です。新しいライフスタイルに沿うような発想が生まれているのでしょう。デザインするにあたっては実用性を感じられる部分も大切ですが、全く新しい、自由な想像力というものが人の心に残るデザインを生み出すのだと思います。
【鴨志田康人(株式会社オフィスカモシタ 代表取締役/株式会社ユナイテッドアローズ 第一事業本部 クリエイティブアドバイザー)】
今年もポップなものからアバンギャルドなものまで様々な作品が集まりました。数多くの中から受賞に至った作品はユニークでオリジナリティがありました。楽しそうだなとか、素敵だなぁ、と感じるような作品が受賞するのです。コロナの終息が見えない世の中ですが、ファッションの力で、生活に潤いを与えられるような作品を来年もお待ちしてます。
【南馬越一義(株式会社ビームス 執行役員 ディレクターズルーム エグゼクティブディレクター)】
やはり、この2年にも及ぶコロナ禍を反映したコンペティションになったと思います。参加頂いた参加者の皆様のデザイン画は時代、世相を反映しながら、それを乗り越えて行こうというバイブスが感じられ、審査をさせて頂いた自分もポジティブな気持ちになりました。長く続くデザイン画コンペティションの歴史の中でも記憶に残る回になりましたね。
【高橋香雄(株式会社松屋 銀座本店 紳士雑貨バイヤー)】
今回初めて審査員をさせて頂きましたが、皆様からの作品を拝見し、私共の店頭に並んでいる商品には無いデザインや機能が盛り込まれた作品がたくさんあり、その自由な発想やデザインに、発見があり、刺激をもらいました。ライフスタイルの変化に伴い、お客様からの商品に対するニーズも変化してきておりますが、皆様からの新しい視点のデザインが商品化されていくことがあれば、非常に楽しみだと感じることが出来ました。