受賞作品
prize
SIDE Ⅰ,SIDE Ⅱ
安田 玲奈
製造業、講師
Archer belt
川畑 俊樹
学生
Croissant
東 由美
LEATHER DIGITAL CLOCK
松橋 孝之
デザイナー
PROTECT
佐藤 葉津菜
学生
LEATHER DIGITAL CLOCK
松橋 孝之
勝井 北斗 氏コメント
「閃き」+「どの様にリサーチされているか」を重点におき、今回はバラエティがあり独創的なイノベーション部門の中より審査員賞を選ばせていただきました。
School bag(girl)
足立 澪音
八木 奈央 氏コメント
ランドセルは近年多様性を重んじるということで、様々なデザインのものが販売されるようになっています。その中でも受賞作はデザインされた方の思いが現れた良い意味で主張の強い作品だと感じました。女の子でも選びたいと思うような黒いランドセルで、かつとても装飾性の強い作品です。デザイン画の書き込みもとても細かく、近年はシンプルなデザイン画が多い中で目を惹きました。今回は作者の思いが伝わるような作品を選ばせていただきました。
Fit&Flare
尾林 嬉愛莉
鴨志田 康人 氏コメント
ゲスト審査員賞を受賞した作品の選定ポイントは以下の3点です。
①オリジナリティが際立つクリエーション
②説得力のあるプレゼンテーションの表現力
③皮革素材の特徴を生かしたデザイン
inori
川又 龍人
南馬越 一義 氏コメント
川又さんのデザイン画は、クオリティはもちろんのこと、発想やメッセージも素晴らしく歴史ある、この台東区ザッカデザイン画コンペティションの大賞に相応しいものでした。私は、inoriと名付けられた、この靴のデザインを是非製品化し、実際のそのフォルムを見てみたいと強く思いました。
塚本 祐江
+Fit.Armor
松本 大也
学生
Fit&Flare
尾林 嬉愛莉
学生
この度はザッカデザイン画コンペティションに参加させて頂き、また大変光栄な賞に入賞させて頂きありがとうございました。私にとって、とても貴重な経験になりました。
よりユーザーの方に長く愛されるものを、一見にしては分からないようなデザイン性のあるもの、唯一無二のものを、そして少しの自分らしさが加わったデザインを目指して、まだまだ未熟ですが、この賞をひとつの励みにこれからも精進してまいります。
あみロングブーツ
吉田 直央
学生
白黒バッグ
金田一 光流
学生
白と黒を使ったシンプルなバック、そんな物があったら自分が使いたいなと考え自分が欲しかった物を形にしました。自分が欲しいと考えてデザインした物がまさか選ばれるとは思っていなかったのでうれしかったです。
おきあがりこぼしバッグ
河部 佑美
デザイナー
この度はありがとうございます。日々過ごす中で、誰かとの会話のきっかけになったり、ふと気持ちがゆるむ瞬間をつくれるようなイメージでデザインをしました。この経験を糧に、今後もデザインをつづけていきたいとおもいます。
School bag(girl)
足立 澪音
学生
初めてコンテストに応募して、このような賞をいただき大変光栄に思います。このランドセルを描こうと思った理由は、私が小学生の時黒のランドセルを背負いたかったからです。黒のランドセルと言えばやはり男の子の印象が強いです。そこで女の子でも黒のランドセルをと思い女の子らしいデザインにしてみました。この経験を活かし、精進してまいる所存でございます。
tailored suspenders
野村 莉央
学生
この度は沢山の応募から数少ない貴重な賞に選んでいただき、ありがとうございます。嬉しさもありながらとても驚きました。私自身カジュアルな服装が好みなため、こういうのがあったらいいなぁという気持ちでデザインしました。今後も色々なデザインを考え、日々精進していきたいと思います。
weave belt
平下 湖々
学生
Destructive
Anahita Safaei
学生
インテリア ポーチ
澤田 正治
応募のきっかけは、自身のデザインに対する客観的チェックをすることが目的でした。今回このような賞をいただき自信となりました。小物のデザインはアクセサリー美が基本と考えますが、あえて空間におけるインテリア美にトライして新たな美を見つけることが今回の狙いでしたが、モノ単体のデザインにまで落とし込めなかったことが少し残念です。機会があれば再トライしてみたいと思っています。
page
守屋 龍成
学生
この度はこのような素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます。今までにない形状のペンケースを作りたいと思い、このペンケースをデザインしました。本のページをめくっていくように自分のお気に入りのペンを選ぶことができます。また、ページを閉じたときには互い違いにペンが収まるため厚くなりすぎません。レザーという素材に合った、大人でも使用しやすい上品なペンケースができたと思います。今回の経験を活かし、これからも精進していきます。ありがとうございました。
flex tool holder
塚本 祐江
フリーランス
この度はこのような名誉ある賞をいただき大変光栄です。革は多彩な表情を持つとても魅力的な素材です。温かみがあったり、クールだったり、ソフトだったり、ハードだったり、どんなスタイルとも調和します。このツールホルダーも革の魅力と楽しいデザインで使うかたの生活を豊かにできればと思い制作しました。これからも革の魅力を伝えられる物作りを続けていきたいと思っております。
チーズ
東谷 百花
学生
多数の作品の中から優秀賞を受賞することができ、大変光栄に思います。本当にありがとうございました。色んなことが起きる毎日の中で机の前に座る方が少しでも楽しんでいただけるよう思いを込めてデザインしました。普段はお洋服のデザインをしているのですが、今回はザッカのデザインをするにあたっていつもとは違う目線でデザインと向き合うことができ、凄く楽しかったです。ありがとうございました。
Leather Roof Cover
髙山 祐輝
革という素材は経年変化を楽しみ、唯一無二の物に育てる文化があります。革靴は足に馴染むまで時間がかかりますし、スニーカーの様に走る事は出来ません。しかしながら大切に手入れをする事で味となります。そんな少し不便でも、一緒に走った思い出が刻まれるルーフカバーを描きました。
Leather Fusuma
堀 一奈
優秀賞に選んでいただき誠にありがとうございます。leather fusumaを考えたきっかけは、娘が自宅の襖に穴を空けたことでした。シンプルな襖が多いのでお洒落で可愛い物はないか、また、破れたことから丈夫な素材はないか考えていた際に募集を見つけ、レザーで作れたら面白そうと応募しました。交換も簡単で、部屋の模様替えにもなると思います。このような商品がいつか世に出ると嬉しいという気持ちを込めました。
peeled hat
落合 幸栄
学生
何かおもしろいものを考えたいなと思い、革の裏表の質感の違いが果物の皮のように見えたことから、そこから発想してまるでリンゴの皮を包丁でするすると剥いているようなハットをデザインしました。入賞を夢見ていたので、賞に選出していただき大変光栄です。この貴重な経験を胸に、これからも柔軟な発想でわくわくするようなアイデアを生み出せるよう努めていきます。
ネコになれる帽子
藤原 ももこ
学生
この度はこのような素敵な賞をいただけたこと、とても嬉しく思います。わたしがデザインしたものが受賞できると考えたことがなかったので驚きました。ふわふわしたもの、きらきらしたもの、かわいいものが好きなので自分のかわいいが評価していだだけたことが、これまで頑張ってきて良かったなと感じました。
朝顔
川村 理紗
学生
この度は優秀賞に選出していただき、大変光栄に思います。私は帽子の管理が苦手なことから、折り畳める帽子があったらいいなと思い今回の朝顔を考えました。この賞を励みに、これからも日常の小さな気づきに目を向け、想いを形にできるデザイナーを目指して努力していきたいと思います。
ゲスト審査員の総評
■勝井北斗
ミントデザインズ デザイナー
「閃き」+「どの様にリサーチされているか」を重点におき、今回はバラエティがあり独創的なイノベーション部門の中より審査員賞を選ばせていただきました。またそれ以外の部門においても「あったら、楽しいだろうな…」と思わせてくれる様な作品や、今後のデザインの発展性や可能性を感じる作品に投票させていただきました。来年もどんなイノベーションを拝見出来るか楽しみにしております。
■八木奈央
ミントデザインズ デザイナー
デザイン画で審査をするので、その一枚の中にどれだけ自分のアイディアや造形、そして「どういう意図でこのデザインが生まれて、どう使って欲しいか」を表現できるかがポイントになります。とても沢山の方の作品を見ていくのでパッと見ただけで人を惹きつけるというデザインは中々無いこともあります。しかしやはり目を引くのは、色んな角度から考え手を加えていったであろう作品です。雑貨コンテストでは優秀賞の方の作品は工場の方と共に実際に作品を制作するという過程もあるので、より細部まで具体的にイメージできているかも重要です。実際に自分のデザインが具現化するのはとても楽しい部分なので、そこを空想して楽しみながらデザインをして行って下さい。
■鴨志田康人
株式会社オフィスカモシタ 代表取締役 / 株式会社ユナイテッドアローズ クリエイティブアドヴァイザー
受賞者の皆様、おめでとうございます!
生活に求めるモノやコトが変わりゆく時代に伴い、ファッションの価値感が変化していく中で、衣服やライフスタイルに新鮮な刺激を与えられるような作品を選定しました。
服飾雑貨品、特に皮革製品などは、工芸品同様に熟練した職人さんの手仕事に頼るところが大きいものです。台東区の熟練した職人さんの技術力を若い世代に認知してもらう意味でも、このコンペティションは非常に意義のあるものです。
次回のコンペティションには、どんなユニークな作品が応募されるのか、今から楽しみにしています。
■南馬越一義
江戸川大学経営社会学科教授/株式会社ビームス ディレクターズバンク ディレクター
今回、応募頂き、受賞した皆さんの作品はどれも、時代の空気が感じられるものだったんじゃないかと思います。審査する私たちにとって、今まで、作ってきた、扱ってきた、売ってきたという枠から良い意味ではみ出た発想の作品にどんどんトライして台東区の地場産業をアップデートしなきゃいけないなと強く感じられるコンペティションだったと思います。
■松本真吾
株式会社松屋 銀座本店 紳士雑貨マネージャー
今回ご応募いただいたデザイン画もどれも素晴らしいものばかりでした。ご応募いただきありがとうございました。松屋銀座賞は毎回、デザイン画から実際に商品化し、販売まで行う賞となっております。次回以降もデザイナー様、製作者様、台東区役所の皆様方、そして松屋が四位一体となって素晴らしい商品にしたいと思いますので、皆様の素晴らしいアイデア・デザイン画を今後も楽しみにしております。