株式会社ベルモード

80年を超える歴史が生み出す
優美で機能的な婦人帽子

information


  • ■ 事業内容

    帽子の企画・製造・販売

  • ■ 代表名

    喜多 洋子

  • ■ OEM担当者

    筒井 泰輔

  • ■ 資本金

    2000万円

  • ■ 従業員数

    19人

  • ■ 所在地

    〒105-0001 港区虎ノ門4-2-6 第二扇屋ビル4F

  • ■ 電話

    03-5733-5908

  • ■ FAX

    03-5733-5909

  • ■ 取扱品目

    レディース、メンズ、キッズ、制帽、OEM 帽子

  • ■ 自社ブランド

    ベル・モード、Poupeeベル・モード、 DONベル・モード

  • ■ E-mail

    bmp@bellemode.jp

  • ■ URL

    http://www.bellemode.jp/

▼ OPEN

昭和2年創業のベル・モード(本社・港区)は、「ブランド神話」には事欠かない企業である。大正時代にパリで帽子作りを学んだ創業者。フランスの元大統領にちなむ店名、歴代の妃殿下からの御用……そうした華やかな経歴におごることなく、戦前からいち早く量産体制を築き、一般の女性でも手の届く高品質な婦人帽子を作り続けてきた。

1927年(昭和2年)、千代田区麹町に一軒の婦人帽子店が開店した。店主は、本場フランスで帽子作りを学んだ筒井光康氏。欧米の最先端のモードをとり入れた帽子は、麹町という土地柄、外交官婦人の目に止まるようになった。その評判は、やがて日本の皇室方にも及び、妃殿下の御成婚用の帽子製作を歴任するようになった。
筒井光康氏は、長野県の染め物屋の長男として生まれた。15歳のときに横浜の貿易商の丁稚となり、そこで目にした海外の婦人帽子に魅了され、帽子作りの道を志すようになる。21歳のときにフランスのパリに留学し、「アカデミー・モード・パリ」や「エコールド・ピジェ」といったファッションの専門学校で婦人帽子の研究に取り組んだ。ちなみに、「ベル・モード」という店名は、フランスの元大統領、レイモン・ポアンカレーから手渡されたメッセージカードに由来するという。
開店した当初は、富裕層向けの高級婦人帽子をあつらえていたが、ファッションの大衆化を見越し、昭和11年にいち早く工場を設立。百貨店に既成の帽子を卸すようになる。以来、戦前、戦後にわたって、オートクチュール(オーダーメイド)とプレタポルテ(高級既製品)、両方の婦人帽子を手がけてきた。
現在、自社工場は保有していないものの、紳士帽子も含めた総合帽子メーカーとして、一般向けの帽子のほか、業務用の帽子も手がけている。例えば、日本航空のキャビンアテンダントの制帽は、発足当初から制帽が廃止されるまで同社が製造を担ってきた。その他にも、列車のパッセンジャー、バスガイド、百貨店の案内係、私立有名幼稚園や小学校の制帽、さらにはパークレンジャー(国立公園 の自然保護官)の帽子、映画の衣裳など、製作は多岐にわたる。

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女性が美しく見える
帽子作りがモットー

皇室御用達の老舗というと、技術の粋を凝らした工芸品を作っているイメージがある。ベル・モードも、個人の顧客向けに一点物の帽子を製作しているが、事業の中核を占めるのは通販会社との取引だ。通信販売に積極的に取り組んできた理由を、同社の筒井泰輔取締役(40歳)にうかがった。
「ベル・モードの製品は、歴史や素材、製法など、語るべき点がたくさんありますが、店頭ではそうした背景が消費者になかなか伝わりません。通販の場合は、商品の情報をカタログの誌面で伝えることができます。ただし、『写真ではすてきだったのに、届いたらがっかり』なんてことにならないように、量産品であっても丁寧な仕上げを心がけています」
中でも帽子のかぶり心地には、一日の長がある。同じミシンを使っていても縫製の仕方が異なると、帽子のかぶり心地は変わる。目に見えない部分のノウハウが多いため、生産は国内が主体だ。
「女性の帽子には、ふたつの役割があります。ひとつは、女性を美しくみせる効果です。どのような影を作れば、女性の顔がきれいにみせられるか。ツバのつけかたひとつで印象ががらりと変わります。もうひとつは、日光や寒さから頭部を守ることです。そのために紫外線カットやサーマル素材など、新素材を使った帽子も積極的に作っています」
ここ数年は、横浜の老舗レース店「近澤レース店」やドイツの織物ブランド「フェイラー」といった異業種のブランドとのコラボレーションやOEMもはじめた。目下、目指しているのは、アパレルブランドとの連携だ。
「弊社には、創業者が残した素晴らしい帽子の資料がたくさん残っています。流行はくり返すといいますが、往年のデザインを若い社員の感性と新しい素材を生かして、いまの時代によみがえらせたいと思っています」(筒井取締役)

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OEM企画進行について

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