株式会社三和袋物

国内、国外の工場に厳格な検査態勢を構築
デリケートな革の財布も安心して任せられる

information


  • ■ 事業内容

    紳士、婦人革小物の製造、販売

  • ■ 代表名

    深山 隆義

  • ■ OEM担当者

    深山 隆義

  • ■ 資本金

    2000万円

  • ■ 従業員数

    28人

  • ■ 所在地

    〒111-0041 台東区元浅草1-4-12

  • ■ 電話

    03-3844-0267

  • ■ FAX

    03-3843-5403

  • ■ 取扱品目

    札入、キーケース、名刺入れ、ポーチ等

  • ■ 自社ブランド

    LEONARDO CENBALE、ALBERTA VALENTINO、GAMESなど

  • ■ E-mail

    sales@sanwa-wallet.com

  • ■ URL

    http://sanwa-wallet.com/

▼ OPEN

ハンディクラフトの世界では、消費者のメイド・イン・ジャパンに対する信仰が根強い。だが、日本の企業が海外に協力工場を持つのが当たり前となったいま、生産国による区別は現実的ではなくなってきている。いまの時代、メーカーに問われているのは、生産国にとらわれない企業のポリシーではないか。三和袋物(本社・台東区)の経営方針からは、そんなメッセージが受け取れた。

三和袋物は、ベルト作りの職人だった深山和三郎氏が築いた。創業は昭和10年。戦後は、ベルトメーカーから袋物メーカーへと転じ、主に革財布の製造を手がけてきた。紳士財布と婦人財布の売上比率は約半々。そのうちOEMによる売り上げが7割を占める。残り2割は自社ブランド製品、1割はライセンスブランドの売り上げだ。
「90年代には、自社企画の製品が売り上げの6割を占めていました。いまはOEMと割合が逆転してしまいましたが、自社製品で培った企画力を生かして、得意先のイメージ以上の品物を提案するようにしています」
そう話すのは、三代目社長の深山隆義さん(48歳)だ。同社は袋物業界としては、いち早く、70年代から自社ブランドやライセンスブランドに取り組んできた。その背景には、「メーカーとしての生きざまは自己開発にあり」という創業者の理念がある。それを実践すべく、全社員から年数回、新商品のアイデアを募り、営業に生かしている。
「問屋さんからいわれた通りに商品を作るだけではメーカーの開発力は向上しません。どんな財布をこれから売っていこうか、こちらからどんどんアイデアを出して、売るためのお手伝いをさせていただく。OEMであっても、オリジナルであっても、私どもの思いを込めた商材を提案したいですね」
婦人物の財布は、シーズンごとにモデルチェンジを行っているが、紳士物の財布には、定番が多い。中でもコードバンや鹿革といったデリケートな革を用いた財布は、同社の得意とするところだ。最近では、「柿渋染めの牛革」というユニークな素材を使った財布も提案している。

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ブランドではなく
クオリティで勝負したい

「DCブランドブーム」という言葉に象徴されるように、ブランドやキャラクターがつけば物が売れる時代があった。そうした日本人のブランド信仰は、80年代から続いているが、ここ数年はブランドがついているだけでは物が売れなくなったと聞く。財布も同様で、三和袋物では、ライセンスブランドの需要が近年減ってきている。
「6、7年前から、いい仕事をしていればマークは必要ないよという問屋さんが増えてきました。そういう流れもあって、いま自社企画の製品には、あえて名前をつけていません。ブランドではなく、素材や仕上げのよさで勝負できるようになりました。メーカーにとっては歓迎すべき状況です」
「オリジナルブランドはノーブランド」という同社の戦略は、裏を返せば、自社製品に対する自信のあらわれでもある。中でも深山社長が自負しているのが品質管理体制で、「日本を代表できるくらい検査に厳しい会社」だという。
「うちの会社にとって検査とは、できあがった状態の品物をチェックすることではありません。材料の仕入れ、製造の各段階において何回も検査を行います。生産管理の担当者だけがうるさいのではなく、社員が一同に品質に対して厳しい目を持っています」
同社では、製品の7割を中国の協力工場で製造している。中国の工場では20年以上前から技術指導を続けてきた。その結果、日本と中国の技術格差はほとんどなくなったという。
「こだわった物は数が作れない、大量生産品は仕事がいい加減。そう思われがちですが、それはメーカーのいいわけにすぎません。日本製か中国製かの区別ではなく、メイド・イン・三和袋物であるかどうかが重要なのです」 『三和袋物謹製』――。そんな古風な名前こそ、同社の製品にはふさわしいのかもしれない。

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