REPORT

2024年7月10日(水)~7月16日(火)の7日間にかけて、松屋浅草1Fにて「したまち小粋マーケット」が開店しました。

今回のテーマは「ニューーーアサクサ」。台東区周辺のファッションザッカの11社が参加した「したまち小粋マーケット」と、「食」の5社で構成された「江戸まち食通マーケット」が初めてタッグを組みました。舞台は、浅草の玄関口ともいえる松屋浅草1F。服飾雑貨と食—2つのカテゴリーが相乗効果を発揮して、まさに「ニューーーアサクサ」のテーマにふさわしい賑わいを演出しました。年齢、性別、国籍を問わず、さまざまなお客様が利用される場所で開催されたブースの模様をカテゴリーごとにご紹介しましょう。

*「したまち小粋マーケット」

<バッグ>
今回のイベントでもっともインパクトある売り場を構成していたのがバッグです。丁寧な仕上げと優しい色合い・風合いが持ち味の「PETRARCA」(ペトラルカ)、持っているだけでなんだか心が楽しくなるバッグを揃えている「MUZICA VITA 」(ムジカヴィータ)、日本製の品質と感性の高さが光るラグジュアリーな「LEZARI」(レザリ)。これら3つのブランドが出揃いました。

「PETRARCA」で人気を集めたのは、看板アイテムでもある1枚革で仕上げた容量たっぷりのトートバッグです。「MUZICA VITA 」では持ち手の絞り方を変えるだけで何通りにも使える「ロープショルダー」の注目度が非常に高く、「LEZARI」では和を感じさせる巾着デザインの「パースバッグ」と「ミニトートバッグ」が好評を博しました。3つのブランドの個性は異なりますが、高度な職人技や革の美しさ、機能性、そして洗練されたデザインは共通しています。目の肥えた浅草のお客様の支持を得たのは当然かもしれません。

<靴>

松屋浅草の「したまち小粋マーケット」には靴メーカーも参加しました。履き心地の良さに定評がある「U-DOT」です。木製の什器にディスプレイされた靴は見るからに軽やかで涼しげ。ブースではスリッポンタイプやスニーカーが人気アイテムに躍り出ました! 暑い夏をフットワーク軽く乗り越えたいというお客様のニーズにぴたりとマッチしたようです。

<帽子>

晴れた日に圧巻の集客力を発揮したのが、体感マイナス10℃の帽子「コカゲル」です。試着してお買い求めるお客様が非常に多く、ブースは終日大賑わい。直射日光も跳ね返す効果を見せつけました。暑い日が続く今年の夏、お客様のもとで「コカゲル」の帽子は大活躍しているはずです。

<革小物>

今回の「したまち小粋マーケット」では、財布を中心とする革小物において複数のブランドが一つのブースで共演を果たしました。柔らかな手触りと優しいカラーリングが得も言われぬ魅力の「bell la bell」、パッと開くだけで財布の内部が見渡せる可視性としなやかな革の風合いが魅力の「aqua」、独特のギミックとフォルムで個性を放つ「BEERBELLY」、道具としての機能性と美しさの両方を兼ね備えた「革財布の店 mic」、1枚の革を折り畳んで仕上げた「折り紙ウォレット」が大注目だった「ANNAK」です。

「財布」としての役割は同じなのに、お金を出し入れする機能へのアプローチもフォルムも風合いも、ブランドによって見事に異なります。自分好みのお財布はどれ?とあれこれ悩んだ末に好みのアイテムを買い求めていかれるお客様の姿が印象的でした。

<ベルト>

「コカゲル」の隣(通路側)には小さなベルトのコーナーも設けられました。ここに並ぶブランドはお財布売り場にもラインナップされた「ANAKK」と「フルグレイン」です。通常のメッシュベルトとは一味違うヴィンテージ感を演出した「ANNAK」と、どんな服にも合わせやすく高感度をプラスする「フルグレイン」。お客様は2つのブランドの違いを手に取り、試着して楽しまれていました。

*「江戸まち食通マーケット」

松屋浅草を舞台にした「江戸まち食通マーケット」には、「江戸」の名にふさわしい5つの食の専門店が参加しました。まずは、浅草で生まれ育った佃煮の専門店「佃煮処 千草屋」、次いで台東区松が谷のパン屋「Day & Anny」、台東区根岸の「金太郎飴本店」、台東区小島の「issa.com」、そして台東区上野の「四代目大野屋氷室」です。

「佃煮処 千草屋」のブースには暑い夏でも食欲をそそるご飯のお供がずらり。とりわけ、ぴりっとした辛さがクセになる「ちりめん山椒」は人気の的。イベント会場を行き交うお客様の関心を集めていました。日常的に食べるものだからこそ製法や風味にこだわり続けている「Day & Anny」では、「食パン」はもちろん、オレンジピールとレーズンを組み合わせた「レイズングレイス」も人気でした。

「金太郎飴」の本家である「金太郎飴本店」ではパンダや金太郎を形どった巾着入りの金太郎飴が絶好調。見た目の強烈なインパクトと手頃さ、可愛らしさに惹かれ、浅草土産として買い求められるお客様が多く、規格外や季節商品などをセットしたお買い得な「訳あり商品」も好評でした。もちもちのどら焼き「もちどら」でたくさんのお客様を魅了していたのが「issa.com」です。つぶあん/栗/抹茶小豆の3種類ある中で一番人気はつぶあん。「レモンケーキ」や「わらびもち」との合わせ買いも多数見られました。

「飲むかき氷Chururu Shaved Ice‬」を販売していたのは老舗氷屋の「四代目大野屋氷室」です。いつでもどこでも好きなときに食べられる涼味は注目の的。マンゴーやパイナップルといったトロピカルフルーツのほかラムネ味やレモン味が大人気。日本にかき氷ファンが多いことを改めて実感しました。

服飾雑貨と食。2つの異なるカテゴリーで構成された「ニューーーアサクサ」は、いつもの「したまち小粋マーケット」よりもさらに幅広い層の方にご利用いただき、観光客で大賑わいの浅草に新たな魅力をお届けできました。お越しいただいたお客様、各ブランドや関係者の皆様には心よりお礼を申し上げます。

最後に、次回の「したまち小粋マーケット」の情報を少しだけ。
まだ詳細は決まっていないのですが、11月の中旬に北千住を舞台に開店します

□■□開催概要□■□
「したまち小粋マーケット in 北千住マルイ」
<開催日時>2024年11月18日(月)~12月1日(日)【予定】
<会  場>北千住マルイ2F

次回も楽しみにお待ちください。
ありがとうございました。