シバ製靴株式会社

40年前からいち早く自社ブランドを展開
売れる紳士靴を知り尽くした専業メーカー

information


  • ■ 事業内容

    紳士靴製造・販売

  • ■ 代表名

    柴 善弘

  • ■ OEM担当者

    須田 達弥

  • ■ 資本金

    1000万円

  • ■ 従業員数

    20人

  • ■ 所在地

    〒120-0034 東京都足立区千住5-15-9

  • ■ 電話

    03-3888-0004

  • ■ FAX

    03-3879-0002

  • ■ 取扱品目

    ビジネスシューズ全般、レザー素材のカジュアルシューズ

  • ■ 自社ブランド

    オリベラ、マリオ・レンツォ、ファロル、アントニオ・デュカティ、メンズ・バツ

  • ■ E-mail

    ssc@shiba-shoes.co.jp

  • ■ URL

    http://shiba-shoes.co.jp/

▼ OPEN

腕利きの職人が独立し、自ら工房を構えることは珍しくない。だが、腕が立つ職人に限って営業は苦手なものだ。シバ製靴の創業者、柴定男氏(74歳)は、職人技と営業マンの才覚をあわせ持った、まれな人物といえる。ライバルがOEMに専念していた1970年代初頭にいち早く自社ブランドを立ち上げ、強固な経営基盤を築いてきた。

「先代は職人上がりでしたが、売り場を何より重んじていました」というのは、今回インタビューに応じてくれた2代目社長の柴善弘氏(47歳)だ。先代の教えを守り、売り場へ足しげく通い、消費者の声に耳を傾け、売り上げの55%を自社ブランド製品で占めるまで成長させた立役者である。メーカーが自社ブランドを成長させるのが、いかに困難なことか。ファッション雑貨業界にたずさわる人なら、ご承知のことだろう。
余談だが、柴社長は陸上自衛隊に2年間勤務していたという異色の経歴を持つ。はた目には、豪腕経営者のように見えるが、シバ製靴の製品は、手の込んだ装飾の、どちらかというと繊細な仕上がりの紳士靴が多い。 「15年ほど前から靴業界でも生産の空洞化が進みました。当社は生産拠点は日本ですが、中国にも提携工場が2社あります。しかし、安い靴を量産するために海外生産を始めたわけではありません。コストパフォーマンスを上げるため、手の込んだ部分だけを中国で製造し、半完成の状態で輸入しています。底付けと仕上げは、国内工場で行っています」
海外か国内かの二元論ではなく、バランスが大切だと柴社長はいう。実際、中国の靴作りの技術は進歩している。だが、仕上げにおいては、日本と中国ではいまだ差がある。
「紳士靴メーカーの腕の見せどころは、仕上げにあります。仕上げがよければ、1000円も2000円も高く見せることができます。仕上げを左右するのは、第一は素材選び。第二は、素材に合わせた仕上げ方法です。限られたコストの中で、いかに仕上げの質感を高められるか。料理と一緒で、職人の経験と勘がものをいいます」

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若手社員を起用し、
カジュアルシューズにも挑戦

シバ製靴では、現在3つの自社ブランドを展開している。『オリベラ』は、1971年から続くシバ製靴の原点ともいえるブランド。主に専門店や量販店で販売されている。『マリオ・レンツォ』は、1985年にスタートした百貨店向けの紳士靴ブランド。平均単価は2万円をこえる。これらのブランドは、先代と2代目が育てて守り抜いてきたものだ。
これら既存のブランドと一線を画するのが、2010年7月に発表した『ファロル』だ。企画したのは、須田達弥氏(32歳)。大学卒業後に、「いきなり会社を訪ね、雇ってほしいと社長に訴えた」というほど、靴作りに意欲的な若者である。
「日本では、海外の一流ブランドの靴は、ひと通り手に入ります。しかし、これだけ海外のブランドが一般化すると、それに飽きる消費者も出てきます。その人たちに訴えかけるようなメイド・イン・ジャパンを作れたらと思い、このブランドを立ち上げました」
『ファロル』は、カジュアルを中心したラインアップだが、ビジネスシューズを得意としてきたメーカーとあって、細かい作り込みに特徴がある。同時に、若い感性が生み出す、ひねりの利いたデザインが老舗の新しい息吹を感じさせる。
柴社長も若手に負けていない。2011年2月には、都内の靴メーカー4社と合同で、上海に「メイド・イン・トーキョー」という名のショールームをオープンさせる予定だ。
「これまで培ってきたセメント製法の技術を残すことは当然のこととして、これからは、より高度な底付けの製法もとり入れ、次の世代のために技術を蓄えていきたい。これが私の役目です」(柴社長)

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OEM企画進行について

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