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「Meet East Tokyo !」代官山T-SITEに開店!

2025年3月14日(金曜日)~3月31日(月曜日)。「したまち小粋マーケット」は代官山蔦屋書店 にて2週間、出張開店いたしました。今回のテーマは「Meet East Tokyo !」。オシャレで洗練されたまちでより多くの方々と出会い、イースト東京で丁寧に作られた品々に触れていただきたいという想いから代官山T-SITEに初出店。また、期間中の3月22日(土曜日)と3月23日(日曜日)の2日間は、敷地内にて屋外マルシェ「したまち小粋マルシェ」を開催しました。今回は、そのマルシェの模様をご紹介します。
「したまち小粋マルシェ」では、モノづくりのまち・台東区周辺のファッション雑貨メーカーから、こだわりが詰まった“ちょっと良い品”を代官山にお届けしました。それでは、カテゴリーごとに見ていきましょう。

<バッグ・小物>

このカテゴリーには8つのブランドが勢揃いました。型押しではない本当のクロコダイルの革をデザイン性高く仕上げたバッグが大好評だったのが「KIKUHIRO」です。材料を無駄にしない北欧デンマークの哲学と日本のクラフトマンが持つ感性、気質、心遣いを融合した「ANDERSEN BAG」はミニマムに美しく仕上げた小物類への注目度が高く、「フルグレイン」は涼しげで使いやすい籐のバッグや上質なベルトが支持を得ていました。

クリエーターたちがつくるタイムレスなデザインをアートスペースのように紹介している「aratamu」では、シンプルで可愛い小物類や「花をインテリアに」をコンセプトに掲げる生花店(PAUSE)とのコラボが多くのファンを獲得。ウォッチバンドの「BAMBI」では動物レザーキーホルダーを作るワークショップが好評を博し、子どもたちが楽しそうにモノづくりを楽しんでいました。

ハッと息を呑むような鮮やかなカラーバリエーションの財布や小物類で行き交う人々の足をとめていたのが「MUZICA VITA」です。また、小物類に加えてバッグも人気を呼び、「bell la bell」は優しい色合いのシュリンクレザーを使ったがま口タイプのミニ財布が代官山のお客様の心をつかみました。全工程を日本の職人が手掛けたジャパンメイドのスタイリッシュな革小物類で人気を集めたのは「EBINE」。独特の構造美を評価されるお客様が多く、その実力を代官山で示しました。

<靴>

天候にも恵まれて、涼しげで履きやすいサンダルを全面に打ち出し、高い反響を得ていたのが「U-DOT」です。カスタマイズ可能で機能的で高感度。代官山T-SITEを利用されるお客様の足元をこれからどんどん飾っていくのではないでしょうか。

<帽子>

日差しが強くなったときに心強いのが「ATRENA/コカゲル」の帽子です。とりわけ、遮熱素材を内蔵して体感マイナス10℃を実現している「コカゲル」の帽子は試着される方が続出。代官山のまちにも「コカゲル」の帽子はよく映えました。

<アクセサリー>

「〜洗練された大人が遊べるアクセサリー〜」をコンセプトにしたアクセサリーブランドが「F.sequence」。大胆かつ繊細なデザインは多くの方の目にとまりました。フォルムは大胆なのに着用するとしっくりと馴染むと高評価。このエリアでもしっかりとファンをつかんだようです。

<ボタン・刺繍・資材>

「くるみボタン工房MiSuZuYa」は布地等で包んで加工したくるみボタンの専門店。可愛いデザインがラインナップされました。さまざまな犬種や猫種、パンダや柴犬、シロクマなどを取り揃えた動物柄のボタンは外国人のお客様にも大好評。その場で生地を選びくるみボタンに加工するワークショップの利用者も続出しました。パラシュートに使われている耐久性のあるナイロンやポリエステルのヒモ、パラコードを販売したのが「PARACO」です。カラフルなパラコードをオシャレにアレンジしたチャームやキーホルダーなどの小物類やワークショップを通してパラコードの魅力を知ったーそんなファン層を新たに開拓しました。

数あるブースの中でも強烈な存在感を放っていたのが、木に刺繍を施す「木刺」のブランド「マツヤ服飾」でしょう。北斎の絵をモチーフにした木刺のほかお名入れ刺繍のミニ畳も圧巻。土産にと買い求める外国人客の姿も目立ちました。

<インテリア雑貨>

東京下町の職人たちによって立ち上げられたアウトドアガレージブランド「DOWN TOWN GEAR」。コンパクトに収納できる真鍮製ランタンのほか、蚊取り線香をスタイリッシュに収める蚊取りホルダーを販売し、たくさんのお客様の支持を得ていました。一目で購入される外国人も多く、ボーダーレスな魅力を見せつけました。可愛い布製の巾着袋で包んだ生花や観葉植物のブランド「花活布(hanacup=ハナカップ)」のブースは、室内に手軽にグリーンやお花を取り入れたいという方で活況を呈し、手入れ方法や独自の作り方についての質問が飛び交いました。

<文具・紙製品>

紙でできている洗濯バサミ「PINCH PINCH」や、組み立てるとクリップになりメッセージタグ付きのポストカードになる「POST-PINCH」など、創意と工夫に満ちた製品でにぎわっていたのが「高田紙器製作所」です。プラスチック射出成形金型製作、射出成形、治工具製作を手掛ける、いわゆる町工場の「ミヨシ」のブースでは、アニマルクリップを作れる手動射出成形機のワークショップを開催。めったに見るチャンスがない町工場の機械を使えるとあって大人にも子どもたちにも好評でした。さまざまな機能や形の自転車用ベル、熊避けベルを販売したのが「東京ベル製作所」。自転車用ベルの専門メーカーだけにラインナップが幅広く、消音機能がついたベルなどたくさんのお客様がベルを振る体験を楽しみました。

代官山は東京を代表するオシャレなエリアの一つ。出店者はみな緊張しながら準備を進めましたが、当日はベビーカーを押して訪れるファミリー客、愛犬連れ、カップル、外国人観光客など本当にさまざまな方に足を運んでいただきました。モノづくりのまちならではの技術や発想、素材を選び丹念に仕上げるプロセスは代官山T-SITEを訪れるたくさんのお客様を魅了したようです。

お越しいただいたお客様、各ブランドや関係者の皆様には心よりお礼を申し上げます。

最後に、次回の「したまち小粋マーケット」の開催概要をお知らせいたします。

□■□開催概要□■□

「したまち小粋マーケット in 江戸桜通り地下歩道」
<会  場> 江戸桜通り地下歩道(コレド室町地下)
<開催日時>2025 年 7 月 5 日(土)~7 月 6 日(日) 11時~18時
<最寄り駅>銀座線三越前駅(駅直結)

次回の会場は日本橋室町の地下歩道に出店させていただく予定です。
とても贅沢な空間を広く使って、台東区周辺の“ちょっと良い品”を発信します。

次回もお楽しみに!!
ありがとうございました。