●第25回ザッカデザイン画コンペティション
多数のご応募をいただきましたデザイン画コンペ、最終審査の結果を発表します。
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Clementine SANDNER(クレモンティーヌ・サンドネール)
所属:エスモードジャポン東京校
受賞コメント
●グランプリを受賞でき大変光栄に思います。作品を皆様に気に入って頂けてとても嬉しいです。
デザイナーとしてこれほど素晴らしいことはありません。台東区の職人の方々とサンプル制作させていただくのをとても楽しみにしています。
高橋秀幸(タカハシヒデユキ)
所属:東北芸術工科大学
受賞コメント
●今回私は、昨年に引き続き最優秀賞をいただきました。日本のものづくりを支える人の目線で審査されるので、受賞した時は作品が評価されたことをとても嬉しく思いました。
この受賞は私にとって大き自信となりました。
審査コメント
●実際のホールド感は試作してみないと分かりかねるが、まずは既成概念に囚われないことにデザインコンペの存在意義があるとすれば、このようなアイデアは大歓迎です。(鴨志田氏)
●いままで目にしたことのない、センターゴアのレザースニーカーは、非常におもしろい発想だと感じました。また、実際の着用シーンも想定して描かれたデザイン画であり、出来上がりまで非常に想像しやすいものでした。(黒岩氏)
●フューチャーリスティックでスニーカーテイストのデザインがとても今っぽくて良い。
デザイン画からでも履いた時のフィット感が想像できる。(南馬越氏)
関 真理(セキナオトシ)
所属:文化服装学院
受賞コメント
カバン・バッグ部門の最優秀賞と松屋銀座賞を受賞することができ光栄に思います。
この度、二部門受賞することができ、商業デザインをする為の自信へと繋がりました。
又、私がデザインした-想い-を商品化してゆく中で、使う人々にとって心地の良いバッグにする為に、メーカー様やバイヤー様と話し合い吟味しながら商品化を目指したいと思います。
審査コメント
●一見、地味で特徴のないデザインですが、使い勝手に配慮した機能的な工夫が随所に見られ、作者の温かい心遣いが感じられる深みのある作品でした。(鴨志田氏)
●パッと見た瞬間は特別変わったデザインではないと感じましたが、“想い”というタイトルの通り、これが描かれた背景やストーリーが非常に明確で、消費者へのアプローチが非常にうまいデザイン画であったと思います。(黒岩氏)
川島裕稀(カワシマヒロキ)
所属:東京モード学園
受賞コメント
●今回賞を頂く事ができてとても嬉しいです。感覚の部分が多くなってしまっていたので、市場での具体的なシーンを突きつめて、また賞を頂けるように頑張っていきたいと思います。とても貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
審査コメント
●いくつものパーツが複雑に組み合わさり、丸みのあるフェミニンな雰囲気に形づくられているデザイン画で、緻密さを感じました。複雑ゆえに、完成したものを見てみたいと思います。(黒岩氏)
辻 大輝(ツジタイキ)
所属:東京モード学園
受賞コメント
●この度このような賞を頂きありがとうございます。一次審査を通過しただけでも非常に驚きだった為、まさか最優秀賞をいただけるとは思ってもいなかったので大変嬉しく思います。ありがとうございました。
審査コメント
●パーツの数の多さ、またそれらが複雑に組み合わさっており、緻密なデザインだと感じました。ミリタリーテイストが強すぎるため、実際に着用してみたいとは思いませんでしたが、複雑な作りゆえに、完成したものを見てみたいと思いました。(黒岩氏)
●これもある意味今っぽい。ただのミリタリー好きの方かもしれませんが...微妙に世相とリンクする感じとミリタリーの機能美と無骨さをデザインに昇華している。(林氏)
宮本要子(ミヤモトヨウコ)
受賞コメント
●このような賞を頂けるとは、夢にも思っていませんでした。楽しいもの、美しいもの、とにかく自分が好きなものをわがままに作っています。受賞を励みにこれからも精進していきたいと思います。選んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
審査コメント
●日常生活の中で、比較的粗末に扱われているダンボール。そういったものも“革”という素材を使うことで、その革が持つ“経年変化”という特性やそれによって得られる「モノへの愛着」というものを持つことができると思います。そういったメッセージのようなものを、このデザイン画から感じました。(黒岩氏)
●メーカーの方々と意見が分かれた作品だが、実用、機能とは違う生活を潤すセンスがある。こういうセンスが新しいマーケットを生むんだと思う。(南馬越氏)
Clementine SANDNER(クレモンティーヌ・サンドネール)
所属:エスモードジャポン東京校
受賞コメント
●グランプリを受賞でき大変光栄に思います。作品を皆様に気に入って頂けてとても嬉しいです。
デザイナーとしてこれほど素晴らしいことはありません。台東区の職人の方々とサンプル制作させていただくのをとても楽しみにしています。
審査コメント
●この作品のクリエイティビティの高さ、そして革の持ち味を生かしつつ、時代性のあるクールなデザインは、入賞作品の中でもダントツに輝いていました。(鴨志田氏)
●ウェアラブルなグッズというのは昨今多いと思うが、ここまでファッションセンスの良いものは、なかなか無い。ファッションアイテムとして、コーディネートの中でしっかり存在感を示せるクォリティの高いデザインだと思う。(南馬越氏)
潘 占璇(ハン センセン)
所属:文化服装学院
受賞コメント
●今回のザッカデザインコンペで審査員賞を受賞して本当にうれしかったです。表彰式で台東区の革関係の大先輩たちと話して、すごく勉強になりました。皆さん、特に林さんに感謝しています。
審査コメント
●このデザインは、決して生産性が良いとは思えないのだが、メーカーや職人とデザイナーがデザイン画を通して、話し合い相談し合って物づくりが出来るとデザインだと思いました。
デザイン画によっては物理的に難しい物もあると思います。単にデザイン画を忠実につくるのではなく、どうしたらデザイン画に近づけるのか、またはどこを改善すれば商品として価値と生産性が上がるのかを話し合う事が大切であるとデザイナーの卵達には知ってもらいたい。
このデザイン画にはその過程を得て実現した時、見た事が無い商品になりそうだと思いました。
関真理(セキナオトシ)
所属:文化服装学院
受賞コメント
カバン・バッグ部門の最優秀賞と松屋銀座賞を受賞することができ光栄に思います。
この度、二部門受賞することができ、商業デザインをする為の自信へと繋がりました。
又、私がデザインした-想い-を商品化してゆく中で、使う人々にとって心地の良いバッグにする為に、メーカー様やバイヤー様と話し合い吟味しながら商品化を目指したいと思います。
審査コメント
●一見、地味で特徴のないデザインですが、使い勝手に配慮した機能的な工夫が随所に見られ、作者の温かい心遣いが感じられる深みのある作品でした。(鴨志田氏)
●パッと見た瞬間は特別変わったデザインではないと感じましたが、“想い”というタイトルの通り、これが描かれた背景やストーリーが非常に明確で、消費者へのアプローチが非常にうまいデザイン画であったと思います。(黒岩氏)
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25回の歴史を誇る「ザッカデザイン画コンペティション」今回の受賞作発表及び表彰式が11月7日(金)、台東区・蔵前で開催されました。今年は3,010点の応募作品の中から、22点が受賞の栄誉に輝きました。
大賞を受賞したのは専門学校エスモード東京に在学中のClementine SANDNER(クレモンティーヌ・サンドネール)さん。カバン・バッグ部門の応募作品『Balaclove Back Pack』が見事大賞を受賞し全応募作品の頂点に立ちました。リュックサックとフードが一体化したようなバッグにウェアの要素を取り入れたデザインが斬新かつファッション感度が高い作品として審査員から絶賛されました。サンドネールさんの作品はゲスト審査員が最も優れていると感じた作品を選出する「審査員賞」においても、ユナイテッドアローズの鴨志田氏、ビームスの南馬越氏両氏の選出を受けました。同作品は今後台東区周辺のメーカーと相談の上、製品化し、来春4月に松屋銀座にて展示される予定です。
懇親会では、上記のセレクトショップのクリエイティブディレクター2人に加え、百貨店のバイヤー、地元台東区で活躍するクリエーターといったゲスト審査員や地元の雑貨メーカーや関連企業の方々と受賞者が交流する様子が随所に見られ、25回を飾るにふさわしい盛り上がりを見せた式となりました。
吉住台東区長から表彰状を授与される大賞のサンドネールさん
集合写真
懇親会で交流する受賞者と審査員・地元企業の方々
●デザイン画コンペの松屋銀座展示販売会を実施しました!
2015年4月15日(水)~28日(火)まで松屋銀座本店5階で「第25回デザイン画コンペ」の展示販売会を行いました。松屋銀座バイヤーと地元メーカー、受賞者で共同開発した「松屋銀座賞」作品の販売を含め、第25回の全受賞作品を展示しました。
大賞製品化サンプル
松屋銀座賞受賞作品
デザイン画コンペ展示
台東モノづくりフェア「m.ripple」
1階で同時併催の催事「レザークラフトマンワールド」にはこの度松屋銀座賞の製作を依頼したハンドバッグメーカー筒井(株)のオリジナルブランド「Andersen Bag」も出店。
1階でも松屋銀座賞作品の販売を併せて行いました。
松屋銀座賞のバッグは、限定30個の内19個が売れ、オリジナルカラーのゴールドとグリーンは完売しました。バイヤーからは「メイドインジャパン」の丁寧な作りと上質な質感に加え、若手デザイナーならではのスタイリッシュなデザインが客の目をひいたのではないかということです。
同商品については、引き続き5階紳士フロアにて販売を継続していきます。(残り黒11点限り)
また、今回は5階の同フロアで「台東モノづくりフェア」を冠して台東エリアのメーカーのオリジナルブランド商材の販売も行いました。
審査コメント
●この作品のクリエイティビティの高さ、そして革の持ち味を生かしつつ、時代性のあるクールなデザインは、入賞作品の中でもダントツに輝いていました。(鴨志田氏)
●着用したときの雰囲気、使用方法、使用する素材まで明確に記載されており、デザイン画としての完成度の高さが際立った1枚でした。また、ファッション性の観点からも、非常にセンスのいいものであると感じました。(黒岩氏)
●大賞のデザイン画に関して、優秀賞はこれしかないと思った。(林氏)
●ウェアラブルなグッズというのは昨今多いと思うが、ここまでファッションセンスの良いものは、なかなか無い。ファッションアイテムとして、コーディネートの中でしっかり存在感を示せるクォリティの高いデザインだと思う。(南馬越氏)